「ピンクフロロ」の輝きを空間へ翻訳し、釣り人を惹きつける光のランドマークに
株式会社デュエル 釣りフェス2025 in Yokohama ブース
DUELを象徴する「ピンクフロロ」。その鮮やかさと繊細さが併せ持つ独自の存在感を、製品単体の訴求にとどめず、空間全体で体感できる展示ブースとして構築しました。設計において重視したのは、ブランドの世界観を視覚的な印象として強く立ち上げながら、来場者の記憶に残る体験へと昇華することです。
会場の中でひときわ視線を集めるのは、ブランドカラーに呼応して変化する蛍光の光と、正面天井部を走るピンクの帯です。釣り糸が水辺に描くしなやかな軌跡を想起させるこの意匠により、ブース全体をひとつの象徴的なランドマークとして設計。遠景からでもDUELらしさが直感的に伝わり、来場者の視線と動線を自然に引き寄せる構成としました。
また、本計画では「理解」を「体験」へ変える展示設計を重視しています。目線の高さにはショーケースを設け、手元には実際に触れられるルアーやエギを配置することで、製品の造形や質感、重みを身体感覚を通して伝達。見るだけでは終わらない接点を生み出すことで、製品理解を深めると同時に、ブランドへの愛着や没入感を高める空間を目指しました。
さらに、4都市を巡回する展示であることを踏まえ、すべての什器をシステム化。高い可搬性と再現性を備えながらも、ブランドの美意識を損なわない構成とすることで、どの会場においても一貫したブランド体験を提供できる設計としました。機能性と造形性、その両立によって、DUELの魅力を安定して伝え続ける展示空間を実現しています。
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2025年1月
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企画
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デザイン
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設計
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クライアント
株式会社デュエル
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クリエイティブディレクション
岡森 真実
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デザイン
岡森 真実
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設計
岡森 真実 / 中岡 知啓(Theorism)
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制作
花登 一史
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施工
デコラティブシステム株式会社
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撮影
土田 紘