Work
実績紹介
グラフィックの明度設計により、視認性の低いエリアを印象的で華やかなコンテンツスペースへ昇華
株式会社イトーキ 滋賀⼯場 工場見学ルート

自社製品の保管・組立・出荷を一手に担う、株式会社イトーキ 滋賀工場。その中心部に位置する業務用の共有通路は、眼下に作業エリアを見下ろす構造でありながら、かつては印象が薄く、どこか冗長な空間でした。 そこで私たちは、グラフィックを用いた「明度設計」をこの通路に導入。照度が低く、照明の増設も難しい制約下において、壁面のビジュアルデザインによって視覚的な明るさと彩りを与えることで、空間全体の印象を一新しました。 コンテンツは動線に沿って展開されており、歩を進めるごとに、工場の仕組みや製造工程、株式会社イトーキの事業領域、歴史、新製品、さらには社会貢献活動に至るまでが自然と理解できる構成となっています。 かつてはただの移動空間であった通路が、企業のストーリーを語る「体験型のコンテンツ空間」へと進化。視覚的な魅力と情報伝達を両立したこの場は、デザインの力によって生まれた、新たな学びと発見の舞台となっています。










Date
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2024年8月
Role
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企画
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デザイン設計
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グラフィックデザイン
Credit
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クライアント
株式会社イトーキ
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クリエイティブディレクション
塙崇之
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コンストラクションディレクション
上柳 将樹
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デザイン
塙崇之 / 岡森 真実
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グラフィックデザイン
佐藤 美和子
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設計
上柳 将樹 / 岡森 真実
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施工
デコラティブシステム株式会社
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撮影
土田 紘